目的再考
最近は、ぼちぼち予備試験の勉強を再開できていますが、まだまだ直前期のモチベは戻ってきません。なので、自分がなぜ予備試験経由で弁護士を目指そうと思ったのかのきっかけを、自分が所属するJTC(ジャパニーズトラディショナルカンパニーの略)総合職の未来予測とともにここに残したいと思います。 たまに、「なんで勉強しているんだっけ」と考えてしまうときがあるので、そういう時はここに戻って、目的を再認識できる役割が発揮できたら良いなと考えています。 誰も見てないから好き勝手書こう。 プロフェッショナルが集う業界へのあこがれ 1つ目は、フェアで実力主義とされている業界に所属することへのあこがれみたいなものです。考えるようになったきっかけは、私が所属している会社の形態が大きく変化し、間接部門が特定の会社(間接業務を担うことを目的として新たに設立された会社)に移管され、雇用主が変化したことにあります。これにより、賞与原資の減少、労働組合の弱体化等が予測されます。また、移管の目的として、明確に固定費削減が掲げられていることもあり、将来の待遇悪化が既定路線となっています。 私の会社は昇給や昇格が年齢や在籍年数に強くリンクしている典型的な年功序列型のシステムを採用しているため、将来の待遇悪化が確実となった場合、このシステムは機能しなくなります。若い世代は付加価値と報酬がバランスせず、どう頑張っても年上のおじさん・おばさんに貢ぐ構図になります。こうなると所属するメリットが感じられず、モチベが中々湧きません。そんなときに、年齢に関係無くフェアで実力主義の傾向のある弁護士業界が魅力的に映りました。 組織横断的スキルの獲得 2つ目は組織横断的スキルを獲得したいと考えたことです。JTCの仕事は、多くのブルシットジョブから成り立っており、正直やってもやらなくてもどうでも良い仕事や組織固有スキルに依存した仕事ばかりなので、組織から離れた場合、多くの人がキャリアを継続できなくなります。これは自分の人生を特定の組織に依存している形なので、リスクが大きいです。組織への依存度を下げるために、組織横断的、普遍的なスキルを持ちたいと思ったのが弁護士を目指した理由として挙げられます。自分の人生を特定の組織にできるだけ依存せず、自分でコントロールできるのが理想な状態です。 ...